包茎・亀頭包皮炎
包皮に包まれて陰茎の亀頭が露出していない状態です。勃起時に皮をむくことができる場合は仮性包茎といい病気ではありません。通常時もしくは勃起時に包皮輪(亀頭の首の部分)が狭いために皮がむけずに首がしまってうっ血してしまう場合は真性包茎とよび治療の適応になります。真性包茎の場合不潔な状態で放置していると亀頭包皮炎(包皮に細菌に感染して赤み、痛み、膿などが出る病気)になったり長期間の慢性的な亀頭への炎症により陰茎ガンの原因になったりします。
治療
真性包茎や包皮をむいた状態で数日放置した後に包皮が元に戻らなくなり痛みが出現する嵌頓包茎などは保険適応で手術が可能です。仮性包茎に関しては保険適応になりませんので自費で手術は受付けております。当クリニックでは日帰り局所麻酔で基本的には環状切開術という見た目が自然できれいな手術方法で実施します。嵌頓包茎に関してはうっ血の改善や痛みの解除が目的ですので簡易的な背面切開術という方法をとることが多いです。
仮性包茎の自費手術代金は術後のフォローアップもすべて含めて当クリニックでは90000円で対応しておりクレジットカードでのお支払いも可能です。受診は手術翌日、1週間後、2週間後、1か月後が基本ですが不安な方は毎日受診して状態をチェックしてもかまいません。何度受診しても追加料金はありません。