枚方市・長尾の泌尿器科・内科・外科【かとう泌尿器科・内科・外科クリニック】。泌尿器科に関する専門性の高い診察はもちろん、内科、外科、予防接種、健康診断など、皆様のお体の状態を総合的に診察可能です。気になる症状がございましたらお気軽にご相談ください。

尿路結石症

尿路結石症

尿の通り道である腎臓、腎盂、尿管、膀胱、尿道に結石ができる病気です。
結石ができるというと語弊がありますが実際には腎臓で尿の成分からできた結石が落下移動して尿管、膀胱など様々な位置で痛みが出現したり感染症を引き起こしたりします。

症状

腎臓に結石が出来るのは10人に1人と言われておりますので非常に頻度の高い病気ですが腎臓結石は基本的には症状はありません。腎臓から落下して尿管につまった(嵌頓:かんとん)場合、非常に激しい腰痛や腹痛として自覚することになります。
痛みの特徴は突然始まるのけぞるくらいの信じられないレベルの腹痛、腰痛ですが、発作がおさまると痛みがほとんどなくなることも尿管結石の特徴です。
また最初腹痛からはじまった場合、便秘と勘違いしてトイレにこもる患者さんも多いと思います。しかし便による痛みではないためいくら頑張っても便はでません。また真っ赤な血尿や血の塊、吐き気なども結石発作の特徴になります。

治療

治療は結石の位置やサイズにより変わります。レントゲンやエコー検査の結果、結石のサイズがあまり大きくない場合まずお薬での治療を開始します。またあまりに激しい痛みの場合、鎮痛剤が効くまでに時間が待てないので痛みの部位をマッサージすることにより発作をしずめます。お薬での治療に反応しない場合や結石のサイズが大きく自分で出すことが難しいと判断した場合には手術療法が可能な施設をご紹介いたします。
腹痛、腰痛を来す病気は多岐にわたる上、非常に危険な病気も存在するので自分で判断せず専門医を受診することをお勧めいたします。迷った場合はお電話でご相談いただいても大丈夫です。