言語習得の過程を観察するのは
すごくおもしろい。
赤ちゃんが母国語を話せるようになるまで、
成人が外国語を学んで操れるようになるまで。
残念ながら私は『操る』と言えるほどには
中国語を習得できなかったし、
日常会話に困る程度(困るんかぃ)のレベル。
英語はなんとかセンター試験を突破できたレベル。
ギリ。
とてもじゃないけど語学堪能的脳ミソとは程遠い。
最初泣いてばかりいた中国生活で、
だんだん泣く回数が減っていったのは、
毎日言葉のシャワーを浴びて、なんとなく相手が言いたいことがわかってきたから。
表情や身振り手振りと状況やパッションで
なんか伝わってくるやん!なんかわかる!
同じ単語何回も聞こえてくる!
理解したーーーーー!!見切ったーーーー!!
ってなったのが、渡航後半年たった頃でした。
中国人からのアドバイスで
私は『ウイグルからの留学生』ってことになってたので(なんで?)、
ヒアリングがわからないときはよく、
『いや~私ウイグル出身で、よくわかんないんだよね~』
と、自分でもよくわからないことを言ってました。
逃げの口実。
あと、コミュニケーションは笑顔大事。
で、これ何の話し?
あ、そうそう。
言語習得の話。
私は漢字圏である日本出身であるにも関わらず、
まず耳から中国語を覚えた稀有な例だと思われます。
たぶん。
漢字あんま知らん。