今日は次男の10才の誕生日。
10年前の今日の私は、すごくがんばったんだなぁ。
病室でミヤネ屋見てたら陣痛が始まったから、
夕方に生まれてるはず。
どうしてもどうしても女の子が欲しくて、
おそろいのドレスを着て、
ピアノの発表会で連弾するのが夢だったので、
お腹の子が男の子とわかったときは
たくさん泣いた。
男の子とわかったその日、産婦人科で会計待ってるときも
もう泣いてたし、
帰りの車では、発車できないぐらい駐車場で泣いた。
勝手に『二人姉妹』を想像してたから、
悲しくて悲しくて、ものすごく悲しかったな。
懐かしい。
生まれてきてみれば、かわいくてかわいくて、
女の子が欲しかった気持ちなんて吹っ飛んだけど。
それでも、生まれてからも、
女児の服売場をチラリと見るたびに、
心臓突き刺すような痛みを、何年も何年も感じました。
全部全部懐かしいし、
なんなら溺愛しすぎて
ダメ男子を育ててしまっている自覚はある現在。
男兄弟だったら、にぎやかで大変でしょう?
とよく言われるけど、
たぶんすごく育てやすい落ち着いた冷静兄弟で、
本当に助かりました。
子供に感謝。
子供生まれる前、いつか一緒に海外旅行に行きたいなぁと
漠然と考えてたけど、意外と4回も行けてて、夢叶ってる。
2才や3才のややこしい時期でも、
飛行機で静かに過ごしてくれたので、連れて行きやすい珍しいタイプ。
おそろいのドレスを着てピアノの発表会!の夢は、
さすがに無理やけど、
意外とピアノ教室にも6年通ってくれてて、
発表会も経験できました。
あら。
10年前あんなにも毎日泣いたのに、
小さな夢ちゃんと叶ってて、なんだか幸せ者。
お誕生日おめでとう!