僕は医療従事者として言ってはならないことを言うかもしれない。いや、言うんだろうきっと。だってもう書きはじめているんだもの。みなさんご存知のステロイド、正確には副腎皮質ステロイド剤ですがまあ原因不明の病気とかなんかようわからんけど効くみたいな何でも屋みたいな薬なわけです。もちろんステロイドにも強弱があったり使い方があるので闇雲に出してるわけではないですが。それと同じくらいようわからんけどとりあえずロキソニン、みたいな使い方があるのです。風邪にロキソニン、頭痛にロキソニン、暇だからロキソニン、それは言い過ぎか(わら)ロキソニンは抗炎症作用があるのでなんか体が調子悪い時にはちょうどいいわけです。けれど今までロキソニンを一気に5錠とか飲んだ人は少ないのではないでしょうか?ロキソニンはいい薬ですが胃粘膜が障害されたり、腎臓の血流が少なくなり下手すりゃ腎不全になったりもする薬なので乱用は絶対やめたほうがいいですが自分的には1回こっきりロキソニンパルスなんてものもありなんじゃないかとか思ってるわけです。理由は数年前のフルマラソンの時、32kmを超えたあたりで右足が痛すぎて地面につくことすらできない状態になったんです。走るなんてとんでもない、あと10kmもあるし流石にリタイヤかな…と思いました。そんな時念のため持ってきてたロキソニンがポッケに5錠。えいやと全部飲んでみたわけです。そしたら不思議10分後くらいに痛みが全くなくなったじゃありませんか!その後無事にフルマラソン完走、翌日から右足の激痛で1週間松葉杖で勤務を強いられました… 「ロキソニンで効かない痛みはロキソニンをふや」いやこれ以上は言うまい。皆さんは薬の用法用量は守ってくださいね!